警戒水域に沈む関西鉄筋市場/中山鋼業、生き残りへ積極投資/「足元は30年前と同様、強い危機感」 サステナビリティ 鉄鋼 サステナビリティ 経営効率化・業務改革 地方創生の支援 企業成長の支援 公開日 2025/06/10 関西地区鉄筋市況が低迷から抜け出せない。年始にはメーカーがコスト高を要因に値上げ方針を打ち出したが、需要低迷がネックとなり、値上げに至らず、足元の市況を維持するのも難しいのが現状だ。 こうした低迷する市場動向について、「30年前のマーケットとよく似ている」と話すのが、関西地区ベース鉄筋メーカー、中山鋼業の座古俊昌社長。「当時は鉄筋需要が減少し、価格は2万円を割り込んだ。各社が残存者利益を得るために... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み