見直し進む大手素材メーカーの海外投資 成長に不可欠もリスク 環境変化が戦略に影響 企業成長の支援 繊維 企業成長の支援 公開日 2025/01/17 昨年11月のユニチカの繊維事業撤退のニュースは業界に大きな衝撃を与えた。繊維完全撤退に追い込む引き金となったのは、収益の柱だったフィルム事業の増設投資が裏目に出たことだ。旭化成は昨年11月、タイのアクリロニトリル(AN)事業撤退を発表、操業開始から11年目でのこと。帝人は17年に買収した米国の自動車外装材向け複合成形材料の北米事業売却を決めた。この10年ほどの間の国際事業環境の激変で、各社の「成長事業」の海外... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み