コンテナ船社は来年1月から、欧州発着のコンテナ貨物に対して課徴している欧州の排出量取引制度(EU-ETS)関連のサーチャージを増額する。2025年は、EU-ETSに基づく排出枠の取得対象が温室効果ガス(GHG)排出量の40%分から70%分に増えるほか、船舶燃料のライフサイクル規制であるFuelEU Maritimeも始まる。関連コストが上昇する見通しだ。こうした中、コンテナ船社はサーチャージを通じて荷主への転嫁を進める方針で、料率は各船...
コンテナ船社は来年1月から、欧州発着のコンテナ貨物に対して課徴している欧州の排出量取引制度(EU-ETS)関連のサーチャージを増額する。2025年は、EU-ETSに基づく排出枠の取得対象が温室効果ガス(GHG)排出量の40%分から70%分に増えるほか、船舶燃料のライフサイクル規制であるFuelEU Maritimeも始まる。関連コストが上昇する見通しだ。こうした中、コンテナ船社はサーチャージを通じて荷主への転嫁を進める方針で、料率は各船...