東京製鉄の下期戦略/奈良暢明社長に聞く/「輸入材対抗、コストダウンで競争力強化」/省力化・省エネ投資、生産効率向上 金融業務 鉄鋼 金融業務 企業成長の支援 公開日 2024/11/03 ――上期の振り返りから。 「中国からの安値での鋼材輸出量が相当な規模となり、国内外で市況が押し下がったが、底値を示す思いで大幅な値下げに踏み切った。一方、当社の出荷量は輸出量の減少に加え、台風影響や国内向け条鋼関連品種の需要減などで伸び悩み、想定した利益に達しなかった」 ――下期の需要環境認識と事業戦略を。 「国際市況は少し底を打ったように見えるが、輸出量は減少するとみている。国内も労働力... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み