23年衣料品消費市場(本社調べ) 数量減も金額は3年連続増 円安による値上げ顕著 コロナ禍前水準に近づく 経営改善の支援 繊維 経営改善の支援 公開日 2024/10/24 繊研新聞社が推定した23年の日本の衣料品消費市場の規模は、金額ベースでは3年連続で増加し、コロナ禍前の水準に近づいた。数量ベースでは前年より減少し、40億点割れが続いた。背景には円安の進行で服の平均価格が上昇していることがある。所得が上がらないため、家計支出は横ばいで推移し、ファッションへの支出も抑制傾向が続いた。 (柏木均之) 国内客の買い物増加 衣料品消費市場規模は9兆3823億円で22年比5.6%増だ... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み