《連載》日中韓、変わる造船競争力(上) 中国だけ増産、広がる建造能力差 好況期で問われる「復原力」 金融業務 輸送用機器 金融業務 統計・調査 公開日 2024/10/24 長引いた造船不況が明け、造船業の勢力図は一変した。中国・韓国・日本の3国が世界の新造船需要を三分する時代から大きく転換し、いまや中国造船業が世界の新造船の過半を握る一強状態になっている。需要に応じて生産量を伸び縮みできる「復原力」で、これまでのところ中国造船業が国としての強さを示した格好だ。不況と造船ブームを経て変わる造船業の競争力のポイントを整理する。 コロナ禍が明けてから、中国造船業の市場支配... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み