《連載》船台不足① 新造需要に追い付けない造船能力 日韓は増産余力が限定的、納期が先物へ 金融業務 海運 金融業務 統計・調査 公開日 2024/09/14 船主が希望する納期で新造船を建造できない状況が続いている。2020年までの不況により造船所の建造能力が縮小したところに、コロナ禍明けから新造発注が拡大し、造船所の期近な納期の船台が売り切れた。その後も船台不足の傾向はますます強まり、増産余力の少ない日本・韓国の主力造船所を中心に納期が先物へと伸び、大型船などの特定船型では建造能力が限られたままだ。「様子見している間に、先物の船台も売れてしまう」—。「船... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み