特殊鋼流通ウメトクの現状と展望/福嶋豊社長に聞く/今期、コスト高転嫁が課題/車向けなど販売量回復に期待 金融業務 鉄鋼 金融業務 企業成長の支援 公開日 2024/08/03 特殊鋼需要は、自動車や工作機械などの一部で回復の兆しは見えるものの、全体では依然低迷している。需給に強気材料が少ない中、流通は、メーカーの値上げと自社コスト上昇分の転嫁に悪戦苦闘している。そこで工具鋼を中心に扱う大手特殊鋼流通、ウメトクの福嶋豊社長に現状と同社の課題について聞いた。(橋川 渉) ――2024年6月期の業績は。 「平均販売単価は上昇したが、不正問題などにより当社主力の自動車向... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み