造船用鋼材製造/九州スチールセンターの展望/新社長・阿曽田正氏に聞く/「中韓との競争激化に備えを」/ニッチな厚板加工技術を応用 金融業務 鉄鋼 金融業務 企業成長の支援 公開日 2024/07/22 ――造船業の現在の業況は。 「3月まで三菱重工の下関造船所に在籍していた。入社以来なので32年というキャリアになる。造船はかつて日本が世界最大の受注を誇っていた。特に1970年代から80年代にかけて、日本の造船業は世界市場で非常に強力な競争力を持ち、多くの船舶が日本で建造された。しかしその後、韓国や中国が造船業において台頭してきた。韓国は人件費などのコスト競争力に優れ、中国は大規模な投資と政府の支援... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み