耐火物業界の課題と展望/江川和宏耐火物協会会長に聞く/「鉄鋼のカーボンニュートラルへの貢献」で成長 金融業務 鉄鋼 金融業務 企業成長の支援 公開日 2024/06/07 耐火物協会の会長に江川和宏・黒崎播磨社長が就任した。耐火物は鉄鋼生産に欠かせない資材。耐火物業界の現状や課題、耐火物協会の活動方針などを新会長に聞いた。 ――耐火物業界の足元の業況はいかがですか。 「耐火物生産量は2023年度で約90万トンと、ここ数年大きな変化はない。鉄鋼向けは全体の約8割。国内の粗鋼生産量は当面、足元のレベルが続く公算が大きいので、耐火物の国内生産量も現状レベルで推移す... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み