往航市況は4月以降上向き 近海船、中国からの引き合い増加が影響 統計・調査 海運 統計・調査 公開日 2024/06/01 アジア域内を航行する近海船(1万重量トン級の在来貨物船)の日本出し東南アジア向け往航スポット用船料が、4月以降上向き始めている。近海船市況は昨年からコロナ下の市況押し上げ要因の剥落と船腹供給量の増加によって弱含みが続き、往航は年明け以降日建て6000ドル前後で推移していたが、足元では6000ドル代後半に上昇している。背景にあるのは中国での鋼材を中心とした輸出需要の増加。中国船主による日本の近海船への引き合... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み