H形・一般形鋼/関東地区で2000円続伸/商社・流通の高唱え、じわり浸透/建材実需不振、価格転嫁は道半ば 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2024/05/18 H形鋼と一般形鋼の市場価格が関東地区でトン2千円続伸した。4月に続き商社・流通の高唱えが一部浸透したが、目標とする計1万円とは依然開きがありスピード感に欠けるのが実情だ。鉄骨造(S造)の中小建築物は出件が鈍いため、需給にひっ迫感がないためだ。さらに需要家の鉄骨ファブリケーターも当用買いに徹し、在庫店各社の売り腰にも濃淡があるため上値の重さも意識されたままだ。本格的な鉄骨需要の回復は下期以降とみられ... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み