２０２３年は鉄スクラップ市況（Ｈ２）の変動幅がおおむね１万円未満に縮小した。２０～２２年の変動幅は年２万５千円前後だった。２３年は５年ぶりの小幅な値動きとなっている。価格改定の回数も例年に比べ半減。特に年後半はトン５万円強で大きな値動きがない〝凪（なぎ）〟の状態となっている。主力の韓国、ベトナム向け輸出が低調な中、市況が高止まりした背景には市中の品薄が顕著だったことが挙げられる。また、為替の円安傾...
２０２３年は鉄スクラップ市況（Ｈ２）の変動幅がおおむね１万円未満に縮小した。２０～２２年の変動幅は年２万５千円前後だった。２３年は５年ぶりの小幅な値動きとなっている。価格改定の回数も例年に比べ半減。特に年後半はトン５万円強で大きな値動きがない〝凪（なぎ）〟の状態となっている。主力の韓国、ベトナム向け輸出が低調な中、市況が高止まりした背景には市中の品薄が顕著だったことが挙げられる。また、為替の円安傾...
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