関東地区の形鋼市況 弱基調のまま下期入り 鉄スクラップ反発も建材需要低迷続く 安値折り合い拡大 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/09/18 鉄骨建築物や土木資材に用いるH形鋼や一般形鋼の関東市況が、弱基調のまま下期を迎えようとしている。足元では原料の鉄スクラップが反発し弱材料が一つ減ったが、肝心の需要は盛り上がらないままだ。8月中旬にトン3千円安となったが、今後の需要動向やメーカーの売り出し方針によってはさらに下落する可能性もある。一部の流通大手が先行して安値対応を拡大していることもあり、市場関係者は危機感を強めている。 14日現在の... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み