農業ビニールハウス鋼管 需要低迷、長期化の懸念 直近ピーク比で半減 離農・節約志向が影響 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/09/14 農業用ビニールハウスの骨組みに用いられる溶接鋼管「農ビ管」の需要低迷が長期化する懸念が高まっている。複数のメーカー関係者によると、2022年度の年間生産量は前年度とほぼ同じ3万トン前後にとどまったようだ。直近ピークと比べ半分程度という低水準で、23年度も横ばいとなる可能性が高い。背景にあるのが農家の廃業や離農だ。諸物価高騰に伴う節約志向の高まりで、ビニールハウスの更新周期が長期化していることも響く... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み