鉄筋コンクリート造(RC造)で用いられる異形棒鋼の直送品が関東地区で10カ月ぶりに下落し、安値が1千円安となった。電気料金や副資材など生産コスト上昇により、電炉メーカーの売り腰は依然として強い。だが4月以降、需要家のゼネコンが手持ち案件の少なさや原料市況の先安観から様子見姿勢を継続。商いも閑散化しているため下げ圧力が強まり、価格帯が切り下がった。ただ原料が反発し下押し材料も乏しいことから、調整安と...
鉄筋コンクリート造(RC造)で用いられる異形棒鋼の直送品が関東地区で10カ月ぶりに下落し、安値が1千円安となった。電気料金や副資材など生産コスト上昇により、電炉メーカーの売り腰は依然として強い。だが4月以降、需要家のゼネコンが手持ち案件の少なさや原料市況の先安観から様子見姿勢を継続。商いも閑散化しているため下げ圧力が強まり、価格帯が切り下がった。ただ原料が反発し下押し材料も乏しいことから、調整安と...