関東地区の異形棒鋼市況/下値切り上げ進む/コスト高でメーカー売り腰強化 鉄鋼 公開日 2023/02/03 鉄筋コンクリート造(RC造)の主要部材となる異形棒鋼の関東市況で、下値切り上げが進んでいる。鉄スクラップや電気料金の高騰により、電炉メーカーが売り腰を再び強めているためだ。だが、ゼネコンなど大口需要家は採算悪化を懸念し、値上げ要請には難色を示している。新規商談にも活況感がなく、こう着状態が続きそうだ。 足元での東京地区の市場価格は、ベースサイズ(SD295・16~25ミリ)の直送が11万8千~12... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み