現地ルポ/中国・宝鋼、スマート・環境、CNへの挑戦~「四山」製鉄所をめぐる~/(3)武漢(青山)製鉄所/内陸立地の1600万トン級一貫製鉄所として存在感/家電向け、レールなど付加価値製品生産/宝武グループのシナジー発揮し競争力強化 企業成長の支援 鉄鋼 企業成長の支援 公開日 2024/05/06 武漢(青山)製鉄所は、現代中国鉄鋼業の「長男」とされている。1956年に毛沢東氏が十大関係論を発表し、鉄鋼増産のため「三大・五中・十八小」政策が立案された。これは三つの大型製鉄所、五つの中型製鉄所などを建設するというもので、「三大」とは包頭・鞍山、そして武漢だった。その後、武漢鋼鉄集団は2016年に宝鋼と統合。宝武鋼鉄集団が発足し、17年には武鋼有限公司が宝山鋼鉄の子会社として設立された。 ... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み