東京製鉄の今期戦略/奈良暢明社長に聞く/岡山で冷延コイル生産検討、田原の計画凍結/鋼板比率6割に上昇/スプレッド重視で収益確保 金融業務 鉄鋼 金融業務 企業成長の支援 公開日 2024/05/04 ――2023年度の振り返りを。 「条鋼類は建設工期の遅れなどを背景に数量が伸び悩んだが鋼板類の販売は国内外で堅調推移し通期の売上高は過去最高となった。鋼板の売上比率は数量ベースで約6割と上昇が目立ったが、資源循環や脱炭素を背景に当社への期待の高まりを感じている。利益面ではスプレッドが縮小したが電力使用原単位削減の取り組みなどが奏功し、利益を維持することができた」 ――他社との協業も増えてい... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み