異形棒鋼市況 関西地区で下げ一服感 メーカー、コスト高で販売姿勢引き締め 先安観解消も需要低迷足かせ 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/10/23 弱含みで推移していた関西地区の異形棒鋼(鉄筋)市況は、メーカーの販売姿勢の引き締まりを受け、下げ一服感が台頭した。鉄筋メーカー各社では、鉄スクラップ価格の高止まりに加え、電力・物流費などのさらなるコスト負担増が必至で、採算圧迫の懸念が強まっており、最大手の共英製鋼は10月契約で3千円の値上げを発表。これにより、買い手側の先安期待が薄れ、一部で案件も出始めた。弱基調にあった市中の意識も徐々に底値を見... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み