鉄スクラップ国内市況、高止まり鮮明 品薄・円安影響、入荷減で電炉買値上げ散発 製品市況を底上げへ 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/06/05 鉄スクラップ国内市況の高止まりが鮮明となっている。3月半ばから続いた下げ局面は足元で上げに転換。海外需要の鈍さから当初はH2炉前価格でトン4万円際まで下がると悲観ムードが濃かったが、関東や関西地区ではトン4万6千円前後で底打ちとなった。昨年10月から12月までの下げ局面も今回と同水準で底打ちする展開だった。世界的なカーボンニュートラルで相場水準が切り上がる中、市中の品薄感や円安などが下落に歯止めを... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み