「終末期の胃ろう」は悪なのか/医療法人社団 悠翔会 佐々木淳氏【連載第70回】 経営効率化・業務改革 医療・福祉 経営効率化・業務改革 SDGsの支援 企業成長の支援 公開日 2025/07/21 不確かな情報に流されず実態を 在宅医療に専従して20年。特に大きな変化を感じるのが「胃ろう」だ。参院選でも終末期の延命治療を全額自費にせよ、という提案があり、ここでも胃ろうは名指しで批判されていた。 実は終末期医療にはそんなにコストはかからない。 自宅や施設で終末期を迎えるにあたり必要な国民医療費(自己負担含めた総額)は月額10万円に届かない。施設であればこの半額、特養であれば亡くなる1ヵ月前に... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み