東北大など/白金に代わる高耐久「燃料電池用触媒」開発/もみ殻と銅鉱山副産物活用 企業成長の支援 化学 企業成長の支援 公開日 2025/07/08 東北大学と秋田大学、北海道大学は3日、農業廃棄物のもみ殻と銅鉱山の副産物であるパイライト(黄鉄鉱)から、白金に代わる高耐久な燃料電池用触媒を開発したと発表した。同触媒は特に白金が劣化しやすい酸性環境でも高い安定性を示し、従来は白金にしかできなかった電池内の酸素反応を担うことが期待できる。また、電極材料では導電性向上のために除去対象だったもみ殻由来の非晶質シリカが鉄との相互反応によって触媒の耐久性を... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み