中国上場小売業23年度決算　上位企業で減収目立つ　スーパー苦戦、ネットは大幅増

【上海支局】中国上場小売業の23年1～12月決算は、アフターコロナへの移行で売上高が回復し、約6割の企業が増収増益へと転じた。通期の実店舗型施設の35社売上高合計は5407億100万元で前年比5.5％増だが、香港ドルベースの3社売上高合計は349億3700万香港ドルで0.3％減と振るわなかった。

遠いコロナ前水準
商業施設（百貨店、スーパー運営含む）の元・香港ドルベース38社で業績の増減をみると、増収は25社（前期は9社）で、う...