合繊メーカーの24年3月期連結決算 円安効果でおおむね堅調 繊維は価格改定や自動車回復がプラスに 金融業務 繊維 金融業務 経営改善の支援 公開日 2024/05/17 合繊メーカーの24年3月期連結決算は、円安効果もあっておおむね堅調だった。繊維は、各社の事業構造の違いや特殊要因で、まだら模様だ。欧州や中国の停滞、暖冬影響での秋冬の不振などが共通するが、価格改定の進展や自動車関連の回復が各社でプラスに効いた。 各社をセグメント別の状況でみると、旭化成は利益面はマテリアル、ヘルスケア、住宅の3領域のいずれも増益となった。東レは、五つのセグメントのうち炭素繊維と医薬・... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み