電炉プロセスの高度化/炉内の物性把握で追究/東北大、阪大、秋田県立大など/鉄スクラップの溶解効率改善へ 経営改善の支援 その他製造 化学 金属製品 経営改善の支援 企業成長の支援 公開日 2023/10/26 高炉と比べ二酸化炭素(CO2)排出を抑えられる電炉の操業改善を狙い、大学の研究活動が活発化している。製錬工程の研究が盛んな東北大学と大阪大学は、副産物のスラグとともに炉外に排出されてしまう粒状鉄を減らし、溶鋼の歩留まりを改善する手法を模索。秋田県立大学などは電炉内の熱の伝わり方を可視化できる伝熱シミュレーションモデルを構築し、省エネ型操業のヒントを探る。普通鋼電炉メーカーと連携を深める大学も増えて... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み