今回の当コラム「温故知新のつみたて投資」のタイトル“なせば成る”は、いささか精神論的なフレーズですが、この表現は日常的によく使われます。実は、この“なせば成る”の次には、“なさねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり”と続きます。つまり、物事が成就しないのは、当事者が何もしないからで、やる気になれば何でもできる、ということを訴えているのです。
上杉鷹山の教え
この言葉を残したのは、江戸時代の...
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