預金取扱機関数の変化

2025.09.26 19:50

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前月号で説明したように、都道府県別のオーバーバンキング指標を見ると、少子化に伴う人口減だけではなく、預金取扱機関数がかなり影響していることが分かる。日本では、銀行は株式会社に限定されることもあり、必ずしも多くない。しかし、銀行以外の預金取扱機関を含めて考える必要がある。


預金取扱機関の範囲


EUおよびユーロ圏の預金取扱機関数は、ECBのホームページで入手することが出来る。預金取扱機関(Credit Institution)の定義は預金を受け入れ、貸し出しをする機関とされており、例えばECBによるとドイツの預金取扱機関数は1,385(2023年末)で、ドイツ連邦銀行が毎年9月に公表するレポート(The performance of German credit institutions)と一致する。ドイツの預金取扱機関は、商業銀行(大手銀行、地域銀行、外国銀行支店)、州立銀行、貯蓄銀行、信用協...

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