全国銀行の決算比較(2025年3月期)
2025.09.26 19:50
一人あたり業純、三井住友銀行が首位
全体の7割超で増加
編集部
全国銀行の2025年3月期決算の内容を比較した。本業の効率性を示す「一人あたり業務純益」は、三井住友銀行の4,424万円がトップ。「一人あたり預金」は三菱UFJ銀行の82億4,539万円、「一人あたり貸出金」はみずほ銀行の44億8,610万円がそれぞれ1位だった。
一人あたり業務純益が前年同期比で増加した銀行は85行あり、全体のうち7割超で増加となった。業務純益のトップは三井住友銀行だった。
三井住友銀行が唯一の4,000万円台
銀行本来の業務から生じた利益の「業務純益」を行員数で割った値を多い順に並べ、収益力や健全性、規模などを示す計数も付けた。
都市銀行と信託銀行の一人あたり業務純益トップは、三井住友銀行の4,424万円。全行で唯一の4,000万円台となった。2位はみずほ銀行の3,176万円。以下、3位三井住友信託銀...
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