徳島大正銀、最大10%の賃上げ 初任給は2万円増
2023.03.28 18:41徳島大正銀行は3月28日、2年連続となるベースアップを実施する方針を発表した。過去5年間で3回目となり、若手に手厚い配分で賃上げ率は最大10.5%程度となる見込み。初任給についても2024年4月から全階層で一律2万円引き上げる。
対象は嘱託やパートを含めた全従業員約1300人で、平均4.2%のベアとなる。行員の平均は4.1%、過去5年間の賃上げ率(定期昇給含む)は9%程度となる。行員は7月、嘱託・パートは4月の給与から反映。物価高騰に伴う実質賃金低下に対応するほか、働きがいややりがいの向上などにつなげる。
優秀な人材の確保に向けて24年4月からの初任給の引き上げも決めた。大卒、短大卒、高卒の各階層で一律2万円のアップで、大卒の場合で21万5000円から23万5000円となる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす