清水銀、コア業務純益40億円へ 4月から新3カ年中計

2023.03.27 19:38
経営計画・戦略
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清水銀行は3月27日、4月から3カ年の第28次「中期経営計画」を策定した。計画最終年度までにコア業務純益40億円、当期純利益25億円、静岡県内中小企業等向け貸出金残高1兆円以上などを目指す。


「進化・深化・真価」の意味を込めると同時に、前中計から築いた〝架け橋〟を、さらに強くするコンセプトで「SHINKA~絆をつむぐ~」を計画の名称とした。


パーパスである「地域を愛し、お客さまの未来をともに考え、共創します」を具体化するため、①持続可能な地域社会を全ステークホルダーとともに創る②サステナブル投融資を積極化させ、二酸化炭素排出量削減・カーボンニュートラルを進める――などを重視。


さらに、新中計では28年の100周年に向けた2ndフェーズとして、前中計で底上げした収益基盤の維持、拡大を図る重要な期間として位置付けた。基本方針は、①ソリューション営業の高度化②人的資本の充実③サステナビリティ経営の実践――とした。

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