スルガ銀、自転車振興で東急ホテルズと協定

スルガ銀行は3月22日、東急ホテルズと「自転車振興に関するパートナーシップ協定」を締結した。主に静岡県、神奈川県の観光経済活性化を狙ったサイクルツーリズムを盛り上げていく。

締結式で戸谷友樹・スルガ銀取締役は「サイクリングを通じて神奈川・静岡県を中心に観光・地元経済を盛り上げていく」と挨拶。

共同で行う活動の第1弾として全長250キロでアップダウンが激しい〝時計まわり〟の上級者向け「伊豆半島1周イベント」を秋ごろに実施する予定。富士山三島東急ホテルをスタート・ゴールとし、伊東市などを経て下田東急ホテルで1泊。2日目は西伊豆町などを経由して最終地点を目指す。コースはアテネオリンピックロードレース代表でサイクリングプランナーの田代恭崇氏が監修した。

そのほか幅広い観光・PR事業の企画、運営なども共同で実施し、自転車の域を超えた分野でも連携する。

村井淳・東急ホテルズ社長は「コロナ禍も収束に向かうなかでの協定。国内だけでなく海外からの旅行者も視野に入れて企画していきたい」と強調した。