品川区しんきん協議会、 経済講演会を開催

品川区しんきん協議会（事務局＝城南信用金庫）は3月3日、東京商工会議所品川支部と共催で経済講演会「世界史的転換点に立つ日本の針路―経済再生への道―」を開催した。

会場は城南信金本店4階講堂。講師は日本総合研究所会長で多摩大学学長を務める寺島実郎氏。品川区内の事業者ら96人が参加した。　

川本恭治理事長は、「経済講演会はコロナ禍で3年ぶり。寺島先生の講義でしっかり勉強し、物価高騰、原材料不足の状況を打ち破って行きたい」と、あいさつ。

寺島氏は、日本人として持つべき時代認識や世界の構造変化とその本質、中小企業の進むべき方向などについて解説。「今の日本は円安もあり、海外から見ると企業、人材、技術、資源のバーゲンセールをしているようなもの」と警鐘を鳴らした。