金賞に三菱UFJ銀と静岡銀・静岡県信保協 環境省のESG金融表彰
2023.02.21 04:55
環境省は2月20日、ESGファイナンス・アワード・ジャパンの表彰式を開いた。今回が4回目で、間接金融部門の金賞(環境大臣賞)を国内外でトランジションファイナンス普及に取り組む三菱UFJ銀行と、2022年4月から取り扱う「SDGs保証」「SDGsプレミアム」の取り組みが評価された静岡銀行・静岡県信用保証協会(共同受賞)が受賞した。
三菱UFJ銀の金賞受賞は2年連続となる。
静岡銀の提案で設計された二つのSDGs保証は23年1月末までに1740億円の保証申し込み実績があり、県内の地域金融機関に普及している。静岡銀の八木稔頭取は受賞を機に「県内金融機関とともにエリア全域にSDGsの取り組みをさらに拡大させていく」、静岡県信保協の吉林章仁会長は「今回の取り組みだけでなく様々な業務で連携して地域に貢献していきたい」と話した。
このほか、間接金融部門では滋賀銀行が銀賞、福岡銀行が銅賞、琉球銀行が特別賞を受賞した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす