お別れの会 故西野虎之介・元常陽銀頭取 800人が参列

2023.02.13 20:16
お別れの会
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献花台に花を供える参列者(2月13日、水戸プラザホテル)
献花台に花を供える参列者(2月13日、水戸プラザホテル)

常陽銀行は2月13日、2022年11月29日に死去した西野虎之介・元頭取、元会長のお別れの会を「水戸プラザホテル」(水戸市)で開いた。県内各自治体の首長や地元政財界、金融機関の関係者ら約800人が参列し、献花台に花を供え、故人を偲んだ。秋野哲也・常陽銀頭取は、「多くの方に来ていただき深く感謝するとともに、改めて故人の功績と誰からも親しまれる人柄を感じた」と話した。


会場には、幼少期、入行当時、初支店長を務めた久慈浜支店時代など故人を偲ぶ写真パネルが多数飾られた。祖父から3代続けて常陽銀(磯原銀行含む)に勤務。西野氏は1953年に入行し半世紀以上同行とともに歩み、地域経済の発展に貢献。信託業務参入、海外拠点開設、新総合オンラインシステム稼働など多方面で経営手腕を発揮した。


芸術・文化への造詣も深く、「常陽史料館」の創設に尽力した。コーヒーを好み、特に母校・筑波大学(前東京教育大)とサザコーヒー(茨城県ひたちなか市)が共同開発した「筑波大学アリアンサエステートコーヒー」を愛飲。参列者への引き出物として同社のコーヒーが贈られた。

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