めぶきFG、〝食の商談会〟を開催 119社が出展

2023.02.02 17:49
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住吉公商店の干しいもを試食する秋野社長(左、2月2日、マロニエプラザ)
住吉公商店の干しいもを試食する秋野社長(左、2月2日、マロニエプラザ)

めぶきフィナンシャルグループ(FG)は2月2日、「食の商談会」を宇都宮市で開催した。4年ぶりのリアル開催となり、茨城・栃木両県を中心に食の魅力を発信した。6回目となる今回は食品関連の119社がブース出展、バイヤー66社が参加。約1000人が来場した。


コロナ禍で、十分な感染対策を取ることができるよう出展ブース数を適切な数に抑える一方、「来場者が食品やサンプルを手に取り、味や香りなど、食品の魅力を直に感じ取れるように工夫した」(清水和幸副社長)。また、出展企業とバイヤーの有意義な商談につなげるため、事前予約制の商談会が150件組まれた。参加企業の概要や出展目的、商品PRなどを載せたガイドブックも配布した。



天鷹酒造の純米酒を試飲する清水副社長(左)
天鷹酒造の純米酒を試飲する清水副社長(右)

会場内には、フードロス削減をテーマとした五つの特設ブースを設置、相談も受け付けた。出展企業のいばらきキャビアフィッシュ協力会は、日本の民間企業で初めてチョウザメの人工ふ化に成功したフジキンなどが魚卵だけでなく寺田屋と組んだ成魚の西京漬けを紹介。福島県から参加したキノシタコーポレーションは伝統的な保存食をドーナツ生地で包んで揚げた〝凍み天〟を披露しバイヤーから耳目を集めていた。


めぶきFGの秋野哲也社長は「茨城県、栃木県は農業が盛んな地域。大量消費地の首都圏に近いというアドバンテージがある。地元で採れたものを地元で加工し打って出る支援となれば」と商談会開催の意義を話した。

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