福島銀、行員向けに金融セミナー　授業の講師を育成

福島銀行は1月31日、本店で行員向けに金融経済教育セミナーを初開催した。受講した行員は、営業エリアの学校などで金融教育を行う際に講師となり、県内の金融リテラシー向上に貢献する。実地とオンラインで計38人が参加した。

講師は、SMBCコンシューマーファイナンス仙台お客様サービスプラザの横山慶和プラザ長と深津遥さんが務めた。変動する株を買う売るで資産の総合計がいくらになるか検証するアクティブラーニングを実施した後、生活設計・家計管理やローン・クレジットについて講義した。クイズや寸劇を取り入れ、受講者が楽しく学べる手法などを行員は学んだ。

同行は1月16日に同社とPROMISE金融経済教育セミナーのコンテンツ利用協定を締結。行員は講師を務める際、これらのコンテンツを活用できる。2月には福島市の福島県立橘高校で、同社のバックアップを受けながら講義を行う。