近畿産業信組、中学生に「お金の働き」を授業 マスコットに歓声

2023.01.27 20:04
金融教育 社会・地域貢献
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とらきちの登場を喜ぶ生徒たち(1月27日、養精中学校)
とらきちの登場を喜ぶ生徒たち(1月27日、養精中学校)

「私たちは、手元にお金がなくても夢を持っている人をお手伝いできます」――。近畿産業信用組合(大阪市、大本崇博理事長)は1月27日、大阪府茨木市立養精(ようせい)中学校の2年生約70人に金融業を紹介する授業を行った。


生徒への金融教育は初。茨木支店の渉外係・小野太裕(たいすけ)さん(24)が、友人から同校のキャリア学習を紹介されたのがきっかけで実現した。


本部は「金融業を身近に感じてもらい、就職先の候補に入れてほしい」(経営企画部)と実施を決めた。


人事部が企画や当日の進行を担当。同部の礒野有子係長(31)は、「楽しんでもらう工夫をほどこした」と話した。お金の働きや小野さんの体験談を伝えたほか、模造紙幣を使ったゲーム「100万円をつかみ取れ」を実施。


近畿産業信組のマスコット「とらきち」が登場すると、生徒から歓声が上がった。

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