尼崎信金、高校1年生に金融教育 資産運用など講義

2023.01.23 18:28
金融教育
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高部係長(中央)は生徒への問いかけやグループワークを交えながら授業を進めた(1月23日、鳴尾高校)
高部係長(中央)は生徒への問いかけやグループワークを交えながら授業を進めた(1月23日、鳴尾高校)

尼崎信用金庫(兵庫県、作田誠司理事長)は1月20、23、24日、兵庫県立鳴尾高等学校1年生(8クラス・約310人)を対象に、出張授業「あましん 金融経済教育セミナー」を開催した。


2022年4月の学習指導要領改訂により高校家庭科の授業で「金融教育」がスタート。それを踏まえ、地元の高校生に金融・経済の基礎知識を身につけてもらう狙いで初めて実施した。


1月23日4限目の家庭科の授業に1年1組の生徒(37人)が出席。尼崎信金経営管理部の高部早生係長が講師を務めた。


高部係長は「お金を借りる」「資産運用」「お金のトラブル」をテーマに解説。住宅・カードローンの説明、資産形成の方法、マルチ商法の危険性など、具体事例を紹介しながら講義した。高部係長は「安全で豊かな人生を歩むためには、若いうちからお金や経済に関心を持ち、自分で自分の将来を考えることが大切」と授業を締めくくった。


同信金は、営業エリア内の高校からの要請に応じて、出張授業を実施していく。

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