和歌山県信保協、「DX保証」創設 インボイスに対応

2023.01.20 18:51
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和歌山県信用保証協会(稲本英介理事長)は1月23日、中小企業のインボイス制度への電子的な対応を支援するため、新たな保証制度として「DX当座貸越根保証」を創設。保証料を一律0.05%引き下げる。


取扱金融機関は紀陽銀行。同行と業務提携するフィンテック企業OLTA(東京都)が提供するクラウド入出金管理サービス「INVOY」の利用が条件。


同サービスは、10月から始まるインボイス制度に対応した請求書、領収書、見積書の作成・管理や入出金明細が確認できる「統合通帳機能」を備えている。また、同サービスを利用して資金繰り表を出力し、金融機関による伴走支援を実施することが可能。


紀陽銀と同信保協が協力して県内中小企業の資金繰りおよびデジタルトランスフォーメーションを支援。保証限度額は100万円~2000万円、保証期間2年以内、資金使途は事業資金。保証料は0.34~1.57%(0.05%引き下げ後)。

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