記者手帳 能力の限り中小企業を支援 新野・群馬県信組理事長
2023.01.10 08:12「安中市松井田商工会には当組合の前身、碓氷信組創業者の石碑が立っている。ここまで地域に慕われる金融人も珍しいのでは」と語る群馬県信組の新野正行理事長。「金融情勢は当時とは異なるが、信組の活躍する機会は、ますます増えている。中小企業には原材料高やブルーワーカー不足のほか、業界内の企業間格差などさまざまな課題がある。銀行の支援が及ばない小企業を含めて、当信組の能力の限りサポートする。相談に乗る本部担当者も2023年度下期には10人近くに増員したい。機械化による人員捻出や研修、中小企業診断士の取得支援などを並行して進めていく」と話す。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手