池田泉州HD、乗り合い「チョイソコ」普及に協力 アイシンと連携
2022.12.15 17:14池田泉州ホールディングス(HD)は12月15日、自動車部品などを製造販売する「アイシン」と乗り合い送迎サービス普及で連携協定を締結した。同社のAIオンデマンド型交通システム「チョイソコ」の自治体への導入を通じて、交通不便の解消や高齢者の外出支援などにつなげる狙いがある。
「チョイソコ」は、アイシンが2017年に立ち上げたサービス。会員登録する利用者から乗車依頼を受け付け、最適な経路や乗降順などを計算して、目的地まで乗り合い送迎する。運行は地域のバス・タクシー会社に委託する。
池田泉州銀行の取引先からの紹介で、アイシンとの協定につながった。協定では、池田泉州銀のネットワークなどを活用し、大阪府や兵庫県の自治体に「チョイソコ」の導入に向けたサービス紹介などに取り組むほか、利用促進や普及などでも連携。23年1月5日~2月28日に大阪府阪南市で「チョイソコ」の実証実験を予定しており、住民への周知・PRなどで協力していく考え。
池田泉州HDは「このサービスが地域交通の課題解決の支援になれば」(グループ戦略部)と期待する。
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