MS&ADHD、25年度末までに6300人削減 コスト200億円圧縮

2022.11.22 18:37
リストラ・経営合理化
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MS&ADHD、25年度末までに6300人削減

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス(HD)は11月22日、2025年度末までに傘下の中核生損保3社の社員6300人の削減を発表した。これにより、期間中の累計で200億円の人的コスト圧縮を見込む。


同時に、グループ企業における保険金支払い部門の事務共同化やIT化を進め、強靭(きょうじん)な収益体制の構築を目指す。


同日開催の投資家向け「インフォメーションミーティング」で原典之社長が明らかにした。人員削減の対象は、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、三井住友海上あいおい生命保険の3社。


同社グループは22~25年度(4年間)の中期経営計画を展開中で、最終年度までに自然減で約6割、残りの4割を親密代理店などに振り向ける。


現在、グループ傘下には約3万5000人の社員がおり、その18%を削減する大胆な施策に着手する。

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