広がる「ちいきん会活動」⑥ 宮城でも動き出す

2022.11.27 04:55
広がる「ちいきん会」活動
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ちいきん会宮城

動けば何か起こる!!


「動けば何か起こる!!」何度もちいきん会を主宰した、菅野大志氏からかけられた言葉です。


ちいきん会との出会いは、2019年11月に開催された、第3回ちいきん会㏌福島です。


業務部に異動してきたばかりの私に、「これからの金融機関は、地域に根差す活動を更に進めていかなければならない。良い機会だから勉強してきなさい。」そんな言葉を上司にかけられ、参加しました。


実際に参加して衝撃を受けた記憶が今も残っています。金融庁は監督官庁として検査・監督により金融機関を管理するイメージが強かったものの、地域課題解決支援室を作るなどして、これまでの金融庁のイメージでは考えられないような取り組みを始めていることを知りました。そして、自治体や金融機関の職員が地域に何が出来るかを本気で考え、地方創生に向けて対話している姿に圧倒されました。


改めて、自分自身が何のために信用金庫に入庫し、金融機関職員として何が出来るのか、原点に立ち返るきっかけとなりました。


自分自身の答えとして、ちいきん会の活動に積極的に参加することで、組織や肩書を外した、ネットワークの輪と知見を広めることが今後の金融機関人生を送るために必要なことだと思い動き始めました。



第3回ちいきん会in福島の様子
第3回ちいきん会in福島の様子


肩書を外したネットワークの強み


福島で開催されて以降、ちいきん会のイベントには、皆勤賞で参加しました。


現在も他の地域で立ち上げられた、地域ダイアログにも積極的に参加し、各種補助金を活用した観光施策や地方での課題を共有し、取り組むべき課題について勉強しています。


なかでも、岩手で実施している農林水産省実証事業、岩手県北上市の更木活性化協議会の取り組みには現地にも足を運びノウハウを得ています。ちいきん会の良さの一つとして、地域を超えた人との繋がりがあります。リアル・オンライン関係なく、イベントで顔を合わせたメンバーは、Facebookで繋がり、互いに連絡を取れる関係性が構築できます。そこには、心理的安全性を担保した、肩書を外したネットワークの強みがあります。



岩手県更木地区で行われた販売会
岩手県北上市の更木地区で行われた販売会


チャレンジへの一歩目


22年2月に、ちいきん会が一般社団法人化した際に、事務局として関わらせていただくこととなりました。22年3月20日、一般社団法人化を記念としたイベントでは、自分自身の更なる挑戦の一歩目として司会を務めさせていただきました。イベント直前には、福島県沖で震度6強の地震があり、新幹線が不通となったため、自家用車で東京に向かいました。共同通信社の橋本卓典氏からは、その熱意に共感をいただき、固定観念にとらわれることなく、新たなチャレンジをどんどんしていくべきと背中を押されました。



一般社団法人化記念イベントの様子
一般社団法人化記念イベントの様子


動き始めた宮城での取り組み


22年10月21日~22日、私の勤めている金庫職員を対象に、ちいきん会の活動を更に知っていただきたく、ちいきん会代表理事の新田信行氏に基調講演をしていただきました。講演を通して、改めて必要なのは、BS(貸借対照表)やPL(損益計算書)のような財務諸表に表れる数字だけでなく、人との繋がりや信頼関係など、見えないものこそに大切な価値があることを教えていただきました。組織や肩書を超えたネットワークこそが大きな化学変化を生むということです。


これから宮城でも、地域ダイアログのような対話の場を作れないかと考えています。ネットワークの輪を広げるきっかけとして、来年度は「仙台・地域クラウド交流会」の開催を企画しています。
「動けば何か起こる!!」その言葉を胸に今後も、活動をしていきたいと思います。



一般社団法人化記念イベントの様子
一般社団法人化記念イベントの様子


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