東京海上日動、物流の長時間労働解決支援 ドラレコに動態管理機能

2022.09.09 19:27
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東京海上日動火災保険と東京海上ディーアール(TdR)は10月3日から、法人向け自動車保険の特約契約者向けに新サービスの提供を開始する。物流情報のデジタル化を支援するHacobu社(東京都)が開発した動態管理サービス「MOVO Fleet」と、特約で設置する通信機能付きドライブレコーダーを連携。物流業界の長時間労働という課題解決を支援する。


MOVO Fleetは位置情報などを基に車両管理や配送状況を可視化。待機時間や再配達などのムダをなくし、効率的な配送計画や運用をサポートする。


一方、東京海上日動とTdRは16年2月、ドラレコを活用した「法人ドライブエージェント」の提供を開始。運行データを活用した事故防止や運行管理サービスを提供してきた。3者のデータ連携やノウハウ共有により、保険契約から車両管理の効率化まで一気通貫で支援する。


サービス利用料は、1台当たり初回登録料2200円と月額990円。


2024年4月に働き方改革関連法が施行。自動車運転業務における時間外労働の上限規制が適用される。

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