3メガバンクとDBJ、脱炭素ファンド設立に向け発起人会を開催

2022.08.09 18:53
脱炭素 ファンド・出資
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、日本政策投資銀行(DBJ)は、官民ファンド「脱炭素支援機構」の設立に向けて発起人会を開催したと8月9日に発表した。10月中の設立へ地球温暖化対策に関する法律に基づき環境大臣に認可申請を行う。


発起人会は同月3日に開催し、4行と環境省の実務担当者が機構設立までのスケジュールや手続きなどを整理。同機構と発起人による案件形成や情報共有で連携する方針を確認した。今後も必要に応じて発起人会を開催する。


同機構は、DBJ出身の田吉禎彦・グリーンファイナンス推進機構常務理事が社長に内定。2050年のカーボンニュートラル実現へ、財政投融資を活用した200億円の出資を呼び水に、1000億円規模の脱炭素事業の実現や、新ビジネスモデル構築を通じた数兆円規模の投資誘発に貢献する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

三菱UFJ銀、宮崎の系統用蓄電池事業に85億円融資
三井住友銀、女子バスケ「Wリーグ」参戦 働き方の選択肢広げる
三井住友銀、大手製薬会社と合弁会社設立 創薬シーズの立ち上げ支援
みずほG、顧客情報のAI分析に着手 営業提案に活用 地域銀へ外販も

関連キーワード

脱炭素 ファンド・出資

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)