京葉銀、有機農業の魅力発信 商談会も活況

2022.06.13 20:26
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フリー商談会で熱心に意見を交換する来場者(6月13日、京葉銀千葉みなと本部)
フリー商談会で熱心に意見を交換する来場者(6月13日、京葉銀千葉みなと本部)

京葉銀行は6月13日、千葉みなと本部で有機農業の魅力を発信するセミナーと商談会を併催した。“有機の里づくり”千葉県団体連絡会(ちばだん)との共催で、政府が掲げる「みどりの食料システム戦略」における千葉県内の有機農業の可能性についてバイヤーとサプライヤー双方が考える機会を創出。予想を上回る50人超が来場した。


セミナーには、一般社団法人日本有機農産物協会の代表理事で体験農園や農業スクールを営む「マイファーム」代表取締役の西辻一真氏と、有機野菜を生産・販売する「ワンドロップファーム」の豊増洋右代表取締役が登壇。同戦略に基づく持続可能な食料システムの構築に向けて低リスク農薬に転換することの有用性や、有機JAS認証を取得するメリットなどを説いた。オンラインでも18人が視聴した。


会場を移して行われたフリー商談会には11社・団体のサプライヤーが出展し、バイヤーと個別商談を行った。セミナーで講師を務めた豊増代表も出展し、「有機農業は物流や販売網でまだまだロスが多く、事業者同士の有機的なつながりがもっと必要。金融機関主催のイベントは信頼できる」と県内サプライチェーンの強化に期待。同行法人営業部は、「みどりの食料システム戦略を推進するための新法も成立し、県内の自治体や事業者の関心が高まっていることを実感した」と手応えを示す。

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