一関信金、21年続いた休日営業を全廃
2022.04.22 21:24一関信用金庫(岩手県、菅原一由理事長)は、働き方改革の一環で一関インター支店での日曜日営業を取りやめる。最終営業日は6月26日。2001年4月から21年間続いた休日営業店舗はなくなる。
同信金は、来店客の利便性向上のため、国道沿いの商業施設が立ち並ぶ一関インター支店で日曜日営業を開始。13年4月から19年3月までは、一関市内の山目支店で土曜日営業を実施するなど一時期は、営業店舗網で週7日の営業態勢を取っていた。
しかし、人員不足や休日出勤により職員の負担が重いことが課題となり休日営業を廃止。直近でも、一関インター支店に融資の相談や公共料金の支払いなどで日曜日に約100人が来店(ATM利用含む)。各店からローテーションで職員を派遣し、6人で対応している。「来店客数が多いのに、日曜営業を廃止するのは苦渋の決断」(総合企画部)という。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす