多摩信金、取引先の人材支援 雇用安定センターと連携

2022.03.15 19:29
人材紹介支援
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

多摩信用金庫(東京都、八木敏郎理事長)は3月15日、公益財団法人産業雇用安定センター東京事務所と人材支援に関する連携協定を結んだと発表した。取引先が抱える人的課題に応えることが目的。


同センターは人手不足などの企業に人材紹介を行っている。多摩信金はニーズがある事業者に同センターの職員と同行訪問して人材マッチングを行う。


例えば、管理職を求める企業にはセンターに登録する50~60代の経験豊富な人材の直接雇用を提案する。センターは在籍出向型の人材マッチングに注力しており、コロナ禍などで一時的に事業を縮小する企業の有能な人材に、即戦力を求める企業に出向してもらうことも想定される。


多摩信金は同センターと連携し、人材確保のノウハウなどを習得する企業向け勉強会や、人材不足の取引先への課題解決を学ぶ職員向け研修会の開催を検討している。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

多摩信金、市民会館の命名権契約継続 29年3月まで5年間
協定書を手にする酒井市長(左)と金井理事長(3月28日、立川市役所)
信金界、地元発PFI融資増加 取引先から需要発掘
PFIセミナーで話す多摩信金の職員(3月15日、信金中金京橋別館)
寸言 金井雅彦・多摩信用金庫理事長
アフラック、信金向けに研修実施 来店型ショップも紹介
「研修に参加した職員の成長を実感している」と語る多摩信金の濱田氏(2月16日、新宿住友ビルで)

関連キーワード

人材紹介支援

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)