多摩信金、取引先の人材支援 雇用安定センターと連携
2022.03.15 19:29多摩信用金庫(東京都、八木敏郎理事長)は3月15日、公益財団法人産業雇用安定センター東京事務所と人材支援に関する連携協定を結んだと発表した。取引先が抱える人的課題に応えることが目的。
同センターは人手不足などの企業に人材紹介を行っている。多摩信金はニーズがある事業者に同センターの職員と同行訪問して人材マッチングを行う。
例えば、管理職を求める企業にはセンターに登録する50~60代の経験豊富な人材の直接雇用を提案する。センターは在籍出向型の人材マッチングに注力しており、コロナ禍などで一時的に事業を縮小する企業の有能な人材に、即戦力を求める企業に出向してもらうことも想定される。
多摩信金は同センターと連携し、人材確保のノウハウなどを習得する企業向け勉強会や、人材不足の取引先への課題解決を学ぶ職員向け研修会の開催を検討している。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手