香川県信組、元支店長が2億4000万円詐取

2022.03.04 19:45
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香川県信用組合は3月4日、長尾支店の男性元支店長(49)が約2億4184万円を詐取していたとを発表した。元支店長は2010年4月~22年1月、友人・知人を含む顧客53先の名義を用いて同信組が提供する消費者ローンを繰り返し申し込み現金をだまし取っていた。被害見込み金額は1億132万円。


22年1月7日に発覚した約2億6000万円の元職員による別の詐取の事件調査中、ATMで他人名義の口座に入金していた元支店長の映像を発見。聞き取り調査を行い22年1月26日に事件が発覚した。元支店長は2月28日付で懲戒解雇。


同信組は刑事告訴を予定しており、コンプライアンス強化のため1月31日付で外部調査機関を立ち上げ調査している。

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